消費税などの不正還付を受けた罪に問われた会社社長の女に、東京地裁は、懲役4年6カ月の実刑判決を
言い渡した。

東京・港区の化粧品販売会社「ビルダー・ジャパン」の社長、上原智子被告(42)は、化粧品を仕入れたように
装って、2016年までに消費税などおよそ3億円の不正還付を受けた罪に問われ、無罪を主張していた。

29日の判決で、東京地裁は、「架空の取引の認識があった。虚偽の申告で国庫を実質的に侵害する犯行」
と指摘し、懲役4年6カ月、罰金6,000万円を言い渡した。

東京国税局で不正還付を受けた額として、およそ3億円は、過去最高額だという。
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