新元号前に平成31年と刻印された硬貨が人気
新しい元号が来月1日に発表されるのを前に、大阪の造幣局の土産物店は、平成31年と刻印された硬貨を
買い求める人たちで連日にぎわっています。
大阪・北区にある造幣局では、1円や10円、100円など6種類の硬貨を製造していて、入り口にある土産物店では、
平成31年と刻印された6種類の硬貨が入った「貨幣セット」が毎日数量限定で販売されています。
来月1日に新しい元号が発表されるのを前に、この「貨幣セット」を買い求める人たちが連日大勢訪れていて、
午前中に売り切れる日もあるということです。
またインターネットなどでの通信販売でも、35万件の注文があったということです。
造幣局に孫と一緒に買いに訪れた男性は、「昭和64年の硬貨も記念に置いてあるので、平成最後ということで
31年の硬貨も欲しくなりました」と話していました。
造幣局の松嶋理恵広報官は「想定をはるかに上回る注文があり、びっくりしています。平成を懐かしむ気持ちが
皆さんにあるのかなと思っています」と話していました。
造幣局によりますと、新元号の金型の製造などに3か月ほどかかるため、平成31年から新元号の元年に製造される
硬貨の刻印が切り替わるのは、夏ごろになる見込みだということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190327/K10011862601_1903271445_1903271450_01_03.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190327/k10011862601000.html
造幣局のオンラインショップで販売中
平成31年銘ミントセット
https://www3.mint.go.jp/products/detail.php?product_id=1201910101
この貨幣セットは、平成31年銘の未使用の5百円から1円までの6種類の通常貨幣と今年の干支の亥に
ちなんで猪と“己亥(つちのとい)”の文字をデザインした丹銅製年銘板(製造年入りのメダル)1枚をケースに
収納しています。
造幣局のオンラインショップはこちら
様々な貨幣セットがあります
https://www3.mint.go.jp/