県は26日、12年にわたって県の公認キャラクターを務めてきた「ハッスル黄門」が引退すると発表した。
この日、県庁で会見したハッスル黄門は、営業戦略部プロモーション戦略チームの松崎達人チームリーダーを通じ
「寄る年波には勝てなかった。平成も終わりという節目での引退で感慨深い」とコメントした。
ハッスル黄門は、二〇〇七年に開かれた「ねんりんピック茨城大会」のマスコットキャラクターとして誕生。
一〇年に開港した茨城空港のPRを担った。
ゆるキャラグランプリにも挑戦し、一四年に約千七百体中で百九十四位だった。
三十一日で引退し、その後は「人知れず諸国漫遊の旅に出る」とテレビで放映された「水戸黄門」のような隠居生活を送るという。
報道陣から、県の魅力度ランキングの順位アップに一役買えず「リストラされたのか」と問われ、
松崎チームリーダーは「卒業です」と、きっぱり否定した。
一方、ねば〜る君は、自由な言動への期待から県の公認は見送られた。
このことに「もっと、ぎゅっと包み込んでくれてもいいんだけどね〜」と不満をにじませつつ、
「これまで以上に茨城をPRするねばよ〜。ハッスルハッスル!」と意気込んでいた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201903/CK2019032702000163.html
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