太宰治「人間失格」が宮野真守主演で劇場アニメ化、舞台は昭和111年の東京
https://cdnx.natalie.mu/media/news/eiga/2019/0322/HumanLost_teaser_fixw_640_hq.jpg
太宰治の小説「人間失格」に基づくアニメーション映画の企画内容が、22日、アメリカ・シカゴで
開催されたポップカルチャーイベント「CHICAGO COMIC & ENTERTAINMENT EXPO(C2E2)」で発表。
本作が『HUMAN LOST 人間失格』のタイトルで2019年に全世界で公開されることが決定した。
併せてティザーPVやビジュアルなどが公開となった。

物語の舞台は、医療革命により病にかからず傷の手当ても不要となり120歳の寿命が約束された
昭和111年の東京。無病長寿の影響から、経済格差、退廃的倫理観、重度の環境汚染、そして
異形化などさまざまな問題が勃発し、日本は文明の再生と崩壊、二つの可能性の間で揺れ動いて
いるという設定。

そんななか、薬物に溺れ、怠惰な暮らしを送っていた大庭葉藏(おおば・ようぞう)が、暴走集団とともに
行動する謎の男・堀木正雄とともに、特権階級の住む環状7号線内(インサイド)への突貫に参加し、
激しい闘争に巻き込まれていく。

アニメーション制作を「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」や「シドニアの騎士」、アニメーション映画
『GODZILLA』三部作、『BLAME!』などのポリゴン・ピクチュアズが担当する。
https://natalie.mu/eiga/news/324942
・宮野真守 コメント
誰もが知る、太宰治の傑作「人間失格」を原案とした、日本発のダークヒーローが誕生しました!
世の中に翻弄され、「生」と「死」のなんたるかを突きつけられ、苦しみながら、それでも進んでいく
葉蔵の姿から、皆様にも是非、「生きる」とはどういう事か、感じていただきたいです。
https://natalie.mu/eiga/news/324942