22日、埼玉県越生町で、クライミングをしていた男性がおよそ11メートルの高さの岩場から落下して死亡しました。

22日正午頃、埼玉県越生町黒山の岩場で、さいたま市大宮区の無職、池田勝三郎さん(73)が、岩場を登るフリークライミング中に転落しました。
警察によりますと、池田さんは全身を強く打って県の防災ヘリコプターなどで病院に搬送されましたが、およそ5時間後に死亡しました。
目撃者の話などから池田さんは、高さおよそ13メートルほどまで登ったあと、およそ11メートルの高さまで下りたあたりで転落したということです。
警察によりますと、池田さんは、事故当時、ヘルメットと転落を防止する装備を身につけていたということですが、警察は目撃者から当時の状況を聞くなどして、転落した原因を
調べることにしています。
聖人岩と呼ばれる現場の岩場は高さおよそ20メートルで愛好者からは、フリークライミングの名所として知られています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190323/0027256.html