福島県の内堀知事をトップに、医師会や商工会議所、JAなど福島県内の主要な団体が顔をそろえた「健康長寿ふくしま会議」が22日発足しました。
「健康長寿ふくしま会議」は内堀知事をトップに、県医師会や県商工会議所連合会それにJA福島中央会、連合福島など37の団体や企業の代表者で構成されています。
福島県は人口10万あたりの急性心筋梗塞で死亡した人の数が全国トップで、いわゆる「メタボ」の割合は全国で3番目に高く、喫煙率は全国4番目に高いなど、健康対策が課題
です。
会議では、新年度市町村長や企業のトップ向けの健康作りのセミナーを上期に開催するほか、栄養のバランスがとれた塩分控えめの食生活を呼びかける事業の支援などを予定して
います。
会議の最後には、出席者全員が、およそ2分間座ったまま肩を回す運動を行い、さっそく健康づくりを実践していました。
内堀知事は「オール福島で健康づくりを進めようという思いで会議を設立した。ちょっとずつ体を動かす、食生活に気をつける、そういったことが積み重なる中で『きのうよりき
ょうのほうが体の調子がいいな』と思ってもらえるよう進めていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190322/6050004818.html