多くの観光客を呼び込もうと、有明海の沿岸に位置する福岡県と熊本県の5つの市の観光協会が、連携してこのエリアの観光情報を発信していくことになりました。
大牟田市、みやま市、柳川市、大川市と熊本県の荒尾市の5つの市の観光協会は、連携して有明海沿岸地域の観光情報を発信しようと、連絡会議を設けました。
20日はそれぞれの代表が大牟田市に集まり、初めての会合を開いて、今後の取り組みなどを確認しました。
連絡会議では、それぞれの地域の観光施設や物産品を共同でPRすることにしていて、最初の取り組みとして、西鉄の天神大牟田線で観光列車の運行が始まる今月23日に、大牟
田駅で、5つの市の観光パンフレットを乗客などに配布するということです。
このほか、福岡県と佐賀県との間では、現在、有明海沿岸道路が建設されていて、佐賀空港との行き来もしやすくなることから、今後、佐賀空港を利用する観光客もターゲットに
して、呼び込みを図りたいとしています。
連絡会議は「広域の情報を発信することで、福岡県南部と熊本北部を結ぶ有明地域の魅力を伝えたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20190320/0003947.html