発達障害とは何か? 当事者や「グレーゾーン層」とうまく仕事をする方法
●発達障害グレーゾーン
・病院で受診しても「診断までは至らないが、発達障害の傾向はある」と医師に言われてしまう人
・受診をしていなくても発達障害の傾向を自覚している人
発達障害は「ここから先が発達障害でここまでが健常者」という線引きのないグラデーション状の障害のため、グレーゾーン層が生まれてしまう。
診断が降りた場合、障害者手帳を取得して社会的な配慮を受けられたり、障害者雇用で働くという手があるが、グレーゾーンとなると周りへの説明も難しい。
説明しても、かえって誤解や偏見を生んでしまうケースもあり、ひどい場合は「ただの怠慢だ」と思われてしまうため、隠している当事者が非常に多い。
また、グレーゾーン層は、見た目は健常者に近く、受け答えもしっかりしており、仕事も一通りこなせることが多い。
しかし、彼らは人よりも努力し、一生懸命周りに合わせてようやく人並みの能力を発揮できているケースがほとんどだ。そのため、グレーゾーン層は、精神的にかなり疲弊している。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190315-00036143-biz_plus-bus_all&p=2