半導体大手の東芝メモリは20日、2020年春の新卒採用数を国内グループ全体で600人とする計画を発表した。
19年春実績の約650人に比べ少ないが、18年春の約130人に比べれば高水準が続く。
主力のフラッシュメモリーは市況の低迷が続いているが、先端技術の開発に向けて人員体制を整える。

内訳は東芝メモリ本体が365人。うち265人は大卒・院卒の技術者とする。
20年に新製造棟の立ち上げを予定する東芝メモリ岩手(岩手県北上市)などグループ会社は235人。
東芝メモリは投資資金の確保に向けて、早ければ19年中に持ち株会社の上場をめざしている。

東芝メモリ、来春新卒採用600人 技術開発を強化
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42715540Q9A320C1X20000/