警察官死亡 74歳の男に罰金30万円の略式命令 ひき逃げの疑いで逮捕するも不起訴 三重・大紀町
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三重県大紀町の国道で、男性警察官を車でひいて死亡させたとして、津市の74歳の無職の男が19日、過失運転致死の罪で略式起訴され、罰金30万円の略式命令を受けました。
74歳の無職の男は2月23日、大紀町の国道で、横断歩道上で横になっていた大台警察署の60歳の地域課長に気づかず、車でひいて死亡させたとして、過失運転致死の罪で略式起訴され、津簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けました。
これまでの警察の調べに対し、男は「コンクリートブロックにぶつかったと思っていた」と供述していたということです。
なお警察は、男をひき逃げの疑いでも逮捕していましたが、津地方検察庁は嫌疑不十分で不起訴処分としました。
不起訴について、津地検の小島達朗次席検事は「道路交通法違反を認めるに足りる証拠がなかった」とコメントしています。
