一部住民からは標識撤去に疑問の声も上がっているが、同市危機管理総室の担当者は「正式な書面で住民の
要望があり、撤去はやむを得ない。さまざまな方法で周知を進め、表示方法なども検討していく」と説明した。

撤去工事が行われた同日、住民が現場を訪れ、作業を見守った。大浜街道沿いに暮らす無職男性(73)は
「不安をあおるような標識はいい気がしなかった。中島学区以外にも危ない場所はあるし、全部に設置して
いたらきりがない」と話し、工事現場を見つめた。