“いい人だけど悪役”ピエール瀧が語る「人生を生きるヒント」
https://bunshun.jp/articles/-/4388?page=1




 

「顔に正義感がないからですかね? お腹ぽっこりの赤ちゃん体型だから、どんな悪役をしても憎まれないんでしょうか? でも、悪役はのびのびできて楽しいです。
どうせやるなら極端なほうがいい。パンクバンドと同じです。
想像の範囲の外、徹底的なほうがおもしろい。そういう意味ではベクトルのふり幅が違うだけで、悪役っていうのはヒーローを演じるのに近いのかも」

 テクノバンド「電気グルーヴ」としてライブに出れば観客を熱狂させ、週に1度はTBSラジオ「たまむすび」のパーソナリティとしてリスナーをほっこりさせる。家に帰れば家族と仲良し。そんなところは善人そのもの。


「インディーズ出身のたたきあげですから。身の丈以上のことをすると、痛い目をみる。
運がいいとき、うまく回っているときに増長しないように気をつけてます。もともとないものをテーブルに乗っけると倍返しになって返ってくる。背伸びせずにやれば誤解を受けなくて済むのかしらん、と思ってます」