<探る@さっぽろ 市政課題の現場>
選挙控え 熱帯びる議員の「我田引鉄」 負の影響 議論棚上げ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/280541
札幌で浮上する公共交通機関の延伸論
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4年に1度の統一地方選を前に、札幌市内の道議選、市議選立候補予定者らの間で、
公共交通機関の整備を求める主張が熱を帯びている。
「地下鉄東豊線延伸は課題です」。道議選清田区(定数2)に出馬する
自民党公認の新人宮下准一氏が2月上旬、事務所開きで声を上げた。
終点福住駅(豊平区)から清田区役所周辺への延伸論だ。
同区では複数の候補者が「地元の悲願」と、延伸を訴える。
札幌ドームがある豊平区では、8選を目指す自民党の三上洋右市議が自著で、
北方領土問題になぞらえた「2島先行返還論」として、段階的な東豊線延伸を求める。
清田延伸を決める前に、まず手前のドーム周辺までで開業を―との内容。
冬季五輪招致が実現すれば選手の強化拠点などの構想が
周辺で動きだす可能性があると見ての主張だ。