スポーツ庁は2月28日、同庁参与に元巨人の桑田真澄氏(50)、
シドニー五輪に出場した日本水泳連盟理事の萩原智子氏(38)ら8人を任命したと発表。
22日に発令され、任期は来年3月末までとなっている。
月1回程度集まり、スポーツ政策全般について意見交換し、同庁の鈴木大地長官(51)らに助言する。
これまでは元テニス選手でJOC選手強化副本部長の福井烈氏(61)、
女子柔道で筑波大准教授の山口香氏(54)ら7人がメンバーだった。
理論派として知られる桑田氏は2009年の現役引退後、早大大学院でスポーツビジネスを学び、
14年からは東大大学院総合文化研究科の特任研究員として研究を続けている。
特に、自身が中学、高校時代に理不尽な指導を受けてきた経験から、
体罰や暴力根絶には力を入れており、白羽の矢が立った。
また、高校野球で過密日程や投手の投球過多が物議を醸す中、昨夏の甲子園大会準決勝で始球式を務めた桑田氏は
「金の卵である子供を大切に育てるルールづくりをしないと」と訴えている。
自身は3連投、4連投を乗り越えた経験があるだけに、高校野球が抱える病巣に“メス”を入れることが期待される。
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