湖南市は若者を中心に人気が広がっている仮想空間のキャラクター「バーチャルユーチューバー」を使って市の観光PRなどを進めていくことになり、28日、オリジナルキャラ
クターのお披露目が行われました。
「Vチューバー」とも呼ばれる「バーチャルユーチューバー」は人間に代わって動画に出演する仮想空間のキャラクターのことで、国内外の若者を中心に人気が広がっています。
湖南市は、この人気にあやかって市のPRを任せることになり、公式のオリジナルキャラクター『Minami』を作成し、28日、会見で披露しました。
スクリーンに映し出された『Minami』は、「湖南市のVチューバーになります。皆さん、応援よろしくお願いします」と自己紹介していました。
湖南市ではインターネット上に、ネコが市長を務める架空都市「こにゃん市」を立ち上げていることにちなんで『Minami』の頭にはネコの耳をかたどった飾りがつけられて
います。
また、着ている服には市の花の「サツキ」がデザインされています。
市によりますと、公式の「バーチャルユーチューバー」を作った自治体は関西では初めてだということで、3月1日から動画投稿サイトに投稿を開始し、市の観光や特産品などの
PRを行うということです。
谷畑英吾市長は、「Minamiちゃんには市民から愛され、全国の人から興味を持ってもらえるような情報を発信してもらいたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20190228/2060002137.html