神戸市内を走る鉄道の地下区間で1日、携帯電話の「圏外」が解消される。NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの携帯大手3社が28日、最後に残っていた神戸高速
線の阪急神戸三宮−高速神戸のトンネル内(約1・4キロ)で、1日始発から通信サービスを始めると発表した。
NTTドコモによると、サービスの提供には、電波を出すケーブルをトンネル内に通すなどの工事が必要。乗降客の多い鉄道会社の路線から進めた結果、両駅間が残ったという
。「施工の難しさも影響している」とし、並走する阪神電鉄の元町−高速神戸は2016年からサービスを始めている。神戸電鉄の地上トンネル内は引き続き圏外。
今回のサービス提供により、関西2府4県の地下駅・地下トンネルの全区間で携帯電話が利用できるようになる。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201902/0012105627.shtml