ラーメンはもとを辿れば中国から日本に伝えられた料理だが、今や日本を代表するグルメとして世界で人気を集めている。
ラーメン発祥の国である中国では多種多様な麺料理を食べることができ、近年日本でも人気がある「蘭州ラーメン」は店にもよるが1杯8元(約140円)ほどで提供されていて、安価な料理と認識されている。

 一方、日本を訪れた中国人のなかには、日本で提供されているラーメンは「非常に高額」であることに驚く人も少なくないという。
中国メディア今日頭条は22日、「日本の物価はどれほどの高いのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、「日本のラーメン1杯の値段で、中国では5杯も食べることができるほどだ」と伝えている。

 近年多くの中国人が日本を訪れている。訪日目的は人によって様々だが、美食を堪能するために訪日する中国人も増えている。
特に日本のラーメンは中国で「日式ラーメン」として人気を集めていることから、日本を訪れた際にはラーメンを食べたいと考える中国人は多いようだ。

http://news.searchina.net/id/1676120?page=1

 記事は、実際に日本でラーメンを堪能した中国人の見解として「日本のラーメンは確かに美味しかった」と主張する一方、1杯あたりの価格に驚いたと強調。
記事が紹介していた店のラーメンの平均価格は1杯900円(約60元)もしたため、「中国であればラーメンを5杯も食べることができるほどの金額」と主張。
いかに日式ラーメンが美味しいといえども「60元を払って食べる価値はあるだろうか」と読者に問いかけた。