韓国「三一運動」100周年 北に取り込まれ危険国家の烙印も│NEWSポストセブン
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韓国で“独立記念日”となっている3月1日が近付いてきた。今年は「三一運動」発生から100年という特別な年。
予定されている記念イベントの中には、例年とは違う動きも見られるという。韓国在住ジャーナリストの藤原修平氏がリポートする。
三一運動とは、1919年3月1日に朝鮮半島で始まった日本からの独立運動である。現在のソウル市鍾路区にあるパゴダ公園で独立宣言書が読み上げられ、
そこに集まった人々は「大韓民国独立万歳」と叫びながらデモを繰り広げたのだが、この運動は瞬く間に植民地朝鮮の全土に広がった。現在は“万歳デモ”とも言われている。
韓国で3月1日は「三一節」という祝日で、毎年その日になると“万歳デモ”を模したイベントが全国各都市で開かれ、
多くの市民が「万歳」と言いながら市内を練り歩く。
この運動が韓国で圧倒的な人気を誇るのは、単に韓国独立の一歩を刻んだからだけではない。
最近も韓国外交部が「この運動の精神は東洋と世界の平和を願うことにある」などとコメントしている通り、韓国では平和運動として子どもたちに教育され、社会全体でそう認知されている。
今年は三一運動から100年という節目の年だ。そのため例年とはひと味もふた味も違う記念事業が政府や各自治体をあげて続々と企画されている。
三一節が1週間後に迫り、次第に明らかにされつつあるその内容を見ると、例年よりも“反日色”が強まるであろうことが容易に予想される。
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