片栗粉と竹で作ったプレミアム生理用ナプキン「カルメシ」。インドで静かなブームに
https://forbesjapan.com/articles/detail/25675/1/1/1
タンヴィ・ジョリー、 27歳。「カルメシ」共同創業者/CEO(Aditi Tailang)
「生分解可能」な生理用ナプキン
一般の生理用ナプキンの2.5倍の価格なのに、7万人の女性に愛用されている生理用ナプキンがインドにある。
考案したのは、ウッタル・プラデーシュ州のマトゥラー出身で、ニューデリーのヒンドゥ・カレッジで化学を学び、優秀な成績で卒業したタンヴィ・ジョリー、27歳。
彼女が「天然の、生分解(菌類やバクテリアなどの生物によって化合物が無機物まで分解されること)可能な生理用ナプキン」を売るというアイデアを思い付いたのは、自分自身がずっと悩みを抱えていたからだ。
ジョリーは長年、生理用ナプキンによる発疹に悩まされていた。「でも、たかが発疹。もし顔に出たら、みっともないから仕方ない、医者に行け、と言われるくらいで、陰部に出た発疹など深刻には扱われません」とジョリーは言う。