沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画に伴う名護市辺野古沖の埋め立てへの賛否を問う県民投票は、24日投票が行われていて、午後6時現在の推定の投票率は26.29%となっています。
県民投票は、普天間基地の移設計画に伴う名護市辺野古沖の埋め立てについて、「賛成」、「反対」、「どちらでもない」を問うもので、いずれかの欄に丸をつけて投票します。
沖縄県によりますと、午後6時現在の推定の投票率は26.29%となっていて、去年9月に行われた沖縄県知事選挙と比べて4.63ポイント高くなっています。
一方、23日までに期日前投票を済ませたのは、有権者のおよそ20%にあたる23万7447人で、去年の知事選挙と比べておよそ17万人少なくなっています。
県民投票の結果に法的な拘束力はありませんが、条例では、得票の多いものが有権者の4分の1に達すれば、知事は、結果を尊重し、総理大臣とアメリカの大統領に通知することになっています。
県内の有権者は115万人余りとなっていて、いずれかの選択肢が4分の1に達するかどうかが焦点です。
普天間基地の移設計画をめぐっては、去年12月から辺野古沖の埋め立てが進められ、政府と、移設を阻止したい沖縄県が激しく対立していて、投票結果が注目されます。
投票は午後8時までに締め切られ、即日開票されます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190224/k10011826541000.html