https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00000028-yonh-kr
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が米サンフランシスコで20日午前11時(日本時間21日午前4時)から「ギャラクシー」新製品の発表イベントを開き、
新型フラッグシップスマートフォン(スマホ)「ギャラクシーS10」と同社初の折り畳み(フォルダブル)式スマホを公開する。取引先やメディアなどから約3000人が出席する予定だ。
ギャラクシーS10シリーズは「S10」「S10プラス」に加え、普及型の「S10e」、次世代通信規格「5G」対応モデルの計4モデルが発売される。
上部のカメラ部分の穴を残して全面をディスプレーとする「ホールディスプレイ」を搭載し、水や土が付いていても指紋を認識できるクアルコムの超音波式指紋センサーを画面に内蔵しているのが最大の特徴だ。
ディスプレーサイズはS10eが5.8インチで最も小さく、S10が6.1インチ、S10プラスが6.3インチになると予想される。
S10、S10プラスとも背面に3台のカメラを搭載するトリプルカメラ仕様で、S10プラスは前面にもデュアル(2台)カメラを備える。S10eは背面デュアルカメラ仕様。
S10の5G対応モデルのディスプレーサイズは6.7インチで、背面クアッド(4台)カメラ、前面デュアルカメラと計6台のカメラが搭載される見通しだ。3月8日の発売が見込まれる他モデルよりも遅い同29日の発売になると予想される。
一方、サムスン電子の折り畳み式スマホは、来場者が製品を直接体験できるような形での公開にはならない可能性が高い。業界関係者は「まだ折り畳み式スマホの開発が終わっていない。イベントではデモンストレーションしてみせる形で公開されるだろう」と話している。
同社初となる折り畳み式スマホのディスプレーサイズは折り畳むと4.58インチ、広げると7.3インチ。畳んだり広げたりを数十万回繰り返すことができる耐久性を備えたという。
折り畳んだ状態で電話やメッセージアプリを利用し、広げて大画面で映像などのマルチメディアコンテンツやゲームを楽しむ使い方を想定している。