冬の庄内を代表する「寒ダラ」を、子どもたちの目の前で豪快に解体する催しが、鶴岡市の保育園で開かれました。
鶴岡市では、子どもたちに地元の食材にふれてもらおうと、毎年、地元の保育園で寒ダラを解体する様子を披露しています。
19日は民田保育園に地元の漁協のOBが招かれ、この寒い時期に捕れるまだらが寒ダラと呼ばれ特においしいことなどを説明しました。
このあと、さっそく、先週末に水揚げされた体長およそ1メートルの寒ダラが解体され、園児たちが、寒ダラの身が豪快に切り落とされていく様子を身を乗り出すようにして眺め
ていました。
そして、解体が終わると、切り落とされた身をおそるおそる触って、「ネバネバしてる」とか、「うろこがツルツルしてる」などと驚いていました。
6歳の男の子は、「触ったらネバネバしていました。解体を見られて楽しかったです」と話していました。
寒ダラを解体した安藤良博さんは、「こうした経験を通じて大人になっても魚など、地元の特産物を大切にしてほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20190220/6020003034.html