「首相を目指すのはやめる」−。桜田義孝五輪相が20日、2020年東京五輪・パラリンピック大会に向けて多言語サービスを推進する東京都内のフォーラムで、突然こう表明する場面があった。理由をたどると、「言葉の壁」をめぐる劣等感があったようだ。

中略

「国会議員になってコンプレックス(劣等感)が2つある。英語がしゃべれない。パソコンができない」

桜田氏はこう打ち明けた後、安倍晋三首相が首脳会議の記念撮影の際、各国首脳と通訳を介さずに話していることを紹介し「首相を目指す人は英語がしゃべれないとだめだ。私は英語ができないから、首相を目指すのはやめる」と語った。

https://www.iza.ne.jp/smp/kiji/politics/news/181220/plt18122022210020-s2.html