中国では2月4日から10日まで旧暦の新年(春節)に絡む大型連休となっている。この期間中、国外旅行を楽しむ中国人は多く、日本はタイと並んで人気の渡航先となっている。
日本のなかでも「関西」を旅行先として選択する中国人は多いという。中国メディアの今日頭条は3日、「多くの中国人が関西を旅行先として選ぶ」という主題の記事を掲載し、
その理由は「遊ぶ場所がたくさんあって、魅力的だからだ」と伝えている。

 中国では近年、旅行がブームとなっていて、以前であれば多くの人が国内旅行を選んでいたが、ビザ緩和などで国外に行きやすくなったこともあって多くの中国人が国外旅行を
楽しむようになった。中国から距離的に近い日本は人気の渡航先の1つとなっていて、北海道や関西は特に人気となっている。

 では、中国人にとっては関西のどのような場所が人気なのだろうか。記事は、「大阪城」や「通天閣」、「黒門市場」、「アメリカ村」、「道頓堀」、「心斎橋」などを挙げ、その魅力とともに
紹介した。そして、関西の魅力は現代化が進んだエリアと歴史を堪能できるエリアが隣接していて、一度に様々な日本を味わえることであると強調した。

 一方で、中国人が日本を訪れる際に気を付けなければならない点として「マナー」を守って観光を楽しむ必要があると強調。写真を撮影する場合は日本人を勝手に撮影せず、どうしても
撮りたい場合は一言声をかけるなどのマナーを守る必要があると紹介。確かにこれは中国では気にする必要のないことであるゆえ、注意が必要だが、こうした注意喚起を目にする
機会が増えているのは、中国でマナーに対する意識が高まっていることの表れなのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

http://news.searchina.net/id/1675502?page=1