【宝くじコラム】これはムリ! 第295回ロト7の当選番号は、誰もが予想できなかった「華麗なる猛攻」
https://rocketnews24.com/2019/02/09/1171348/
2018年12月14日抽選の第295回ロト7
ロト7とは、1〜37までの数字の中から7つ選んで、運良く7つピッタシ当たれば最高10億円が手に入る……と
いう数字選択式の宝くじである。たった7つ当てるだけ。たった7つ!
だがその確率は1029万5472分の1とされている。
そんなルールを念頭に、第295回ロト7の抽選結果を振り返ってみたい。まずは、
立て続けに3つの数字を発表したい。運の神が選んだ3つの数字は……
04、05、06
……である。実際に声に出して「よん、ごー、ろく!」と読んでほしい。よん、ごー、ろく! いきなりだぞ。いきなり。
いきなり1ケタの数字を、しかも連続で「ヨンゴーロク」ときたのである。こんなの予想できないって!
ボクシングにたとえるなら、ゴングから0.1秒でワン・ツー・スリー! と3連発を放ってきたに等しいラッシュ。
しかもそれらすべてが自分の顔面にヒットしている。もうこの時点でフラフラなのだが、次なる数字は……
08、09
えっ……!? まさかである。おそらく誰もが「この調子なら、次は7……」と構えただろうが、
あえて7を外しての8、9である。ヨンゴーロクの3連発から、ワンテンポ入れてからのハチキュー2発、
あわせて5ヒットの猛ラッシュ。というか冷静に考えてみると、7つ選ぶうちの5つを「1ケタ」だけで
畳み込んできたのである。これを何かの定食に例えるなら、「7回だけハシを動かして食べてOK」と
言われているのに、とんかつなどのメインディッシュは一切無視し、お新香だけで5回ぶんの
「食いチャンス」を使ったに等しい。
ともあれ、残す数字はあと2つ──。ここまで来たら、次は10。ないし11あたりが濃厚か………と思いきや、
22、32
──ときたのである……!! なんというか「軸ずらし」だ。さらに「22 → 32」と韻を踏むことも忘れない。
これをピアノに例えるならば、思い切り左の方の低音で演奏していたのに、
突如として真ん中あたりをリズミカルに演奏した感じである。これには誰もがノックアウトであろう。