JR佐賀駅南側に大手住宅メーカーが建設を計画している商業施設について、JAグループがテナントとして入り、スーパーや農産物の直売所、カフェなどを出店する方針で調整
を進めていることが分かりました。
去年3月に閉店したJR佐賀駅南側の「西友佐賀店」跡地では、大手住宅メーカー「大和ハウス工業」が2階建ての商業施設の建設を計画し、整備を進めています。
この商業施設についてJAグループが、1階部分およそ3000平方メートルの大部分を借り上げ、スーパーの「Aコープ」や野菜や果物などの農産物を扱う直売所、それにJA
全農が東京や福岡などに展開しているカフェなどを出店させる方針で調整を進めていることが分かりました。
大和ハウス工業によりますと、商業施設は来年春ごろのオープンを目指していて、2階部分も含め15から20ほどの店舗をそろえる方向で出店交渉を進めているということです
。
JR佐賀駅周辺の整備をめぐっては、佐賀市が西友佐賀店東側にあった駐車場を取得し複合施設を建設する構想を立てていますが、具体的な計画はまだ策定されていません。
JAさがは「出店は市の計画が進むことを前提に検討しているものだ。市などとも協議を重ねながら、佐賀の豊かな農畜産物を楽しんでもらえる店づくりに取り組みたい」として
います。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20190207/5080002381.html