Mira Roboticsは2月7日、ロボットを活用した新しい家事支援サービス「ugo」(ユーゴー)を発表した。
利用者宅に設置したロボットを専門のオペレーターが遠隔操作することで家事を代行するサービス。
ugoのロボットは2本のアームを搭載しており、これをオペレーターが遠隔操作することで、
自律ロボットでは操作やプログラミングが難しい洗濯や整理整頓といった細かな要望にも対応できるのが強み。
ロボットにはプライバシー保護機能も搭載されており、ユーザーが専用のスマホアプリから家事を依頼することではじめて、
オペレーターがロボットを操作できるようになる。
ロボットは家事に必要なエリアでのみ動くように制御されているため、見せたくない部分には立ち入ることはない。
もちろん、作業状況はアプリから随時確認が可能だ。
ロボットの仕様は次のとおり。外形寸法は幅45×奥行き66×高さ110cmで、高さは180センチまで伸縮する機構を備える。
重さは約72キロ。カメラ×3、センサー、マイク、スピーカーを搭載しており、4G LTEとWi-Fiで通信する。
バッテリーで駆動し、連続稼働時間は約4時間となっている(開発中のため変更の可能性あり)。
ugoのサービス開始は2020年初夏を予定しており、サービス料金などは未定。同社では2019年夏に試験的導入を開始するとしている。
現在、テストユーザーを募集中だ。

https://jp.techcrunch.com/2019/02/07/mira-robotics-ugo/
https://techcrunchjp.files.wordpress.com/2019/02/desktop-mainvisual1.png