5日午後5時47分ごろ、沖縄県那覇市壺川にある民間の登録衛生検査所で排水を中和する作業中、希硫酸のタンクに誤って次亜塩素酸を注入し、有害の塩素系ガスが発生した。
作業に当たっていた作業員の男性2人が目の刺激を訴え、うち20代男性が病院に搬送された。
検査所は市営住宅の一角にあり、市消防本部と那覇署が住民に屋内退避を呼び掛けるなどし、現場は一時騒然とした。消防が午後7時20分ごろ、有害物質を密閉して中央消防署に搬送。
周囲の空気に異常はないという。今後、関係機関と調整し物質を廃棄する予定。
近くに住む女性は「怖い。大きなけがはなさそうでよかった」と話した。
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