27日投開票の山梨県知事選で初当選した自民、公明両党推薦の長崎幸太郎氏の当選証書授与式が29日、県庁で行われた。
当選翌朝に父富男さん(82)が死去したため、後援会の石原伸治幹事長が代理で証書を受け取った。
石原氏によると、長崎氏は「身の引き締まる思いで頑張っていく」と話していたという。
石原氏によると、富男さんはがんを患い、選挙期間中の15日から入院していた。
28日午前1時ごろ、同県富士吉田市の集会に参加していた長崎氏に危篤の連絡が入り、都内の病院に急行。富男さんは長崎氏から当選報告を受けた後、午前4時半ごろに息を引き取ったという。(共同通信)
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