道内で「ホーマック」を展開するホームセンター全国最大手、DCMホールディングス(HD、東京)は
6月にも傘下企業のポイントサービスを統一し、新たな共通ポイントを設けると発表した。
顧客の利便性を高めつつ、購買データを一括して管理、分析することで商品の販売戦略に生かす狙い。
グループ店舗近隣の小売店などともサービスの共通化を進め、より多くのデータを取得したい考えだ。
道内などで展開するDCMホーマック(札幌)はこれまで独自のポイントサービスを設けておらず、
買い物額に応じてクレジット会社のポイントが付く提携クレジットカードの発行にとどまっていた。
2006年に経営統合したDCMカーマ(愛知県刈谷市)やDCMダイキ(松山)などは、別の独自
ポイントを導入していた。
現在、サービスを利用する会員数は200万人程度。うちホーマックは30万人。
これらを新たな共通サービス「MYVOT(マイボ)」に一本化する。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/264815