【賃上げ偽装】 麻生財務大臣が暗黙の指示、安倍首相も同席

厚労省が不正な手法で「毎月勤労統計の賃上げ偽装」に手を染めたのは、
麻生太郎副総理兼財務大臣が暗黙の指示を出し、官僚がそれを忖度した・・・その可能性が極めて濃くなった。

 きょう21日、国会内であった厚労省、総務省などからの野党合同ヒアリングで明らかになった。
 麻生大臣の暗黙の指示が飛び出したのは「経済財政諮問会議」(2015年10月16日)。
場所は官邸4階の大会議室だった。安倍首相は議長として出席していた。

 麻生氏は口を曲げながら独特のダミ声で切り出した―
 「毎月勤労統計については、企業サンプルの入替え時には変動があるということもよく
指摘されている・・・ぜひ具体的な改善方策を早急に検討して頂きたい」(議事録より)

 要は『賃金が高く出るようなサンプルに入れ替えろよ』ということだ。サンプルの入れ替えは2?3年に1度。
麻生大臣が上記の指示を出した直後の入替えが、問題の2018年だった

http://tanakaryusaku.jp/2019/01/00019478