JR西日本は21日、強い勢力の台風や豪雨に見舞われ、線路に木が倒れ、運行に影響が出るケースが増えていることを踏まえ、2018年度から倒木を防ぐ本格的な対策を始め
たと明らかにした。樹木に関する専門的な知識を持つ社外の「樹木医」に危険性が高い場所を判断してもらったり、保守担当の社員が樹木医の研修を受けることで、倒木対策のノ
ウハウを向上させたりしている。
JR西では、昨年の西日本豪雨で、線路への土砂流入や倒木で不通区間が続出した。記者会見した来島達夫社長は「管轄範囲が広く、効率的な対策が必要だ。リスクを見極め、
安全への成果を出したい」と述べた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201901/0011997788.shtml