去年のハロウィーン直前に、東京・渋谷で軽トラックを横転させたとして４人が逮捕された事件で、
警視庁はほかにも東京大学の学生ら合わせて10人が横転に関わっていたとして、
集団的器物損壊の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、日本人のほかイギリス人やフランス人、それにベルギー人の10代から
30代の合わせて10人で、この中には、東京大学の学生も含まれているということです。
警視庁によりますと、ハロウィーン直前の週末にあたる去年10月28日の未明、東京・渋谷の
センター街で軽トラックを横転させて壊したとして、集団的器物損壊の疑いが持たれています。
警視庁はこれまでに20代の男４人を逮捕し、ほかにも10人が横転に関わっているとして、
現場周辺の防犯カメラ250台の映像を分析するなどして捜査を進めていました。
当時、センター街は仮装した若者らで混雑し、国内外から集まった者どうしで騒ぐ中で、
行動が過熱していったとみられています。
警視庁の調べに対し、10人のうちの１人は「日本のハロウィーンはクレージーで、渋谷に行けば
酒を飲んで騒いでも捕まらないと思った」などと説明しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190116/k10011779701000.html
