アメリカ合衆国の消費者がオーディオ・エンターテイメントに費やす金額が、2018年の出費額を大きく上回るだろうと、全米家電協会(CTA)が発表した。
スマートスピーカー、ワイヤレスイヤホン、音楽ストリーミングサービスの定額料金競争によって個人消費額が上向きになるという。

まずは音楽ビジネス業界の耳に心地良く響く言葉をお届けしよう。アメリカ合衆国の消費者がオーディオ・エンターテイメントに費やす金額が、2018年の出費額を大きく上回ることが予想される。
全米家電協会(CTA)が発表した合衆国内消費者の技術販売とその見通しに関する半期報告書によると、オンデマンドの音楽サービスの2019年の利益が22%、最大で77億ドル(約8,310億円)まで上昇することが期待される。

同報告書によると、アメリカの消費者向け技術業界全体では、小売利益額が過去最高の3,980億ドル(約42兆9500億円)になると予想され、2018年の利益よりも4%増加すると見られる。
この成長を促す大きな要因は、Amazon Echo、Google Homeなどのスマートスピーカーを含むスマートホーム機器とワイヤレスイヤホンの需要が飛躍的に増えていることだ。
そして、この状況がPandora、Apple Music、Spotifyなどの音楽サービスの収益の底上げにつながっている。

2019年は米国で音楽関連の個人消費額が大幅増加の予測
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