これなんて魔法?
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どんな湯沸かし器でも、水がお湯になるまでは時間がかかるものですよね。ですがHeatworksのケトル「デュオ・カラフェ」は、
独自の加熱技術を使用して一瞬でお湯を沸かすのだそうです。

中に水を注いだときにはもうお湯になっているわけで、まず凄まじい時間の節約になりますよね。さらには、使用するエネルギー量も
劇的に減らすことに成功しているというから驚きです。
https://www.youtube.com/watch?v=LiRvi3nLREA&;feature=youtu.be

電池式の「デュオ・カラフェ」は、蓋の中に独自の加熱技術が搭載されています。デュオ・カラフェの中に水を入れ、
カップなどに水を注ごうとすると、蓋を通過した水がお湯になるのです。

電気抵抗のオームを整列させるという意味の「Ohmic Array」という名のこの技術は、よくある湯沸かし器の、ポット内の金属を加熱する代わりに、
電子レンジのマイクロ波と似た原理で、グラファイト電極を使用して電気をH2Oに直接通し、水中のミネラルを刺激して液体の温度を即座に上昇させます。

ですが最初に設定した温度を超えないよう設計されており、さらには衝撃で水漏れから漏電することがないよう、高度な電子機器が使用されています。
これがあれば、従来の湯沸かしがいかに非効率的だったか…と思わされますね。革命的すぎます。

すでに確立した技術
Heatworksは、この技術を使った湯沸かし器「MODEL3」をすでに800ドル(約8万6550円)で発売しています。ついでに昨年のCESでは、
配管工事不要の卓上食器洗い機「Tetra」も発表。そして今年のCESにて、今年の初頭から299ドル(約3万2300円)に値下げする「Tetra」の予約受付け開始と、
このケトルを発表するのです。

冷蔵庫保管もOK
それにこのままブリタのピッチャーよろしく冷蔵庫に置いておけ、必要に応じて濾過水をコップに注ぐ使い方もできます。にも関わらず、コーヒー、
紅茶、あるいはインスタントラーメンなどホットなお湯が欲しいとき、即座に指定された温度に沸騰させてもくれちゃうんです。


https://www.gizmodo.jp/2019/01/heatworks-duo-carafe.html