F-14のエンジンはエンストする悪い癖がある。
エンジンとエンジンの間隔が大きいので片方のエンジンが停止するとヨーイングとともにローリングもおこる。
ここでうまく対応しないと水平錐揉みにはいる。
どうしようもなくなって脱出しようとしても強力な遠心力で背骨がへし折られる可能性がある。
さらには通常投棄したキャノピーは後方にすっ飛んでいくのだけれど水平錐揉み中なのですぐに機体から離れていかない。
このキャノピーに頭ぶつけて死んじゃった飛行士が何人もいたそうだ。