レーダー記録、交換の用意=岩屋防衛相、公開は否定

 岩屋毅防衛相は8日の記者会見で、海上自衛隊哨戒機が韓国駆逐艦から火器
管制レーダー照射を受けた問題の打開に向け、海自が保有するレーダー波の
傍受記録を実務者協議で提示し、韓国側の記録と交換する用意があるとの立場
を示した。
 岩屋氏は「韓国との協議をしっかりと深めるため、お互いに『秘』をかけた
状態で(記録を)交換することは協議の行方次第ではあり得る」と指摘。記録
の公開は否定し「電波をどれくらい収集、分析する能力があるのかというのは
極めて重要な防衛機密だ」と強調した。(略)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019010800613