2学期制などを除く、兵庫県内の公立小中高校と特別支援学校の計762校で7日、3学期の始業式が開かれた。新しい年を迎え、久しぶりに級友と会った児童や生徒らは、冬
休みの思い出を語ったり、今年の目標を披露したりした。
外国籍の児童・生徒が多い神戸市立義務教育学校「港島学園」(同市中央区港島中町3)では、米国、中国、韓国、インドネシア籍の児童・生徒4人がそれぞれの母国語に通訳
しながら式を進めた。池田豊樹総括副校長が「一年の計は元旦にあり。目標を持って勉強もスポーツも頑張ってほしい」とあいさつ。児童・生徒計800人が英語の歌詞も入った
学園歌を斉唱した。
通訳を担当した2年生の劉凜華さん(8)は「緊張したけど、練習通りにできた」とにっこり。8年生のカイム・リバティー・グレイスさん(14)とニングルム・ヂャ・ピタ
ロカさん(13)は「習字や百人一首など日本の文化を学べるのが好き。今年は漢字をマスターしたい」と話した。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201901/0011959446.shtml