先日、秋篠宮殿下が記者会見をなされた。ワイドショーは「お婿様問題」に関心が集中したが、
それは現象であって本質ではない。秋篠宮殿下は、大嘗祭は宗教色が強いので国費で行うのが適当かどうかと
疑問を呈された上で、憲法の政教分離との関係を考えると内廷会計で行うべきではなかったかと述べられた。
さらに「大嘗祭自体は私は絶対にすべきものだと思います」との前提で、「身の丈にあった儀式にすれば」と
述べたにもかかわらず、宮内庁長官が「聞く耳を持たなかった」と批判された。異例中の異例だ。
皇族が宮内庁長官を公開の場で批判するなど、恐懼に堪えない。私が名指しされた立場なら、恐れ多くて
即座に辞表を出して許しを請う。

大嘗祭で何が行われたかは詳らかではないが、衆人環視で行われた大喪の礼では暴挙がなされた。
午前中の葬場殿の儀は皇室の行事として、午後は国の行事として行われた。結果、午後からは鳥居は取り外され、
神道の祭具も取っ払われた。日本国憲法第20条が定める、政教分離の原則に従ってである。憲法は国の宗教活動を
禁止している。では、何が宗教活動に当たるのか。その解釈を行うのは、内閣法制局である。
そう言えば、譲位の際にも法制局は猛抵抗をした。「天皇の意思によって譲位がなされてはならない」と。
天皇ロボット説にしがみつく現長官横畠裕介の執念はすさまじかった。今でも、元号の事前公開に拘っている。
建前は「システム上の問題」としているが、平成の御世代わりは一日で行ったではないか。問題なのか。
実際は、新帝がご自身で、ご自身の名前となる新元号を公表するのではなく、政府の名前で公表したいらしい。

皇室は宮中に孤立している。守るのは心ある国民しかいない。

http://nikkan-spa.jp/1537334/2 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:847cfeaf6f31691a42c25abc56bd4433)