平成最後となる年賀状配達の出発式が1日朝、近代郵便発祥の地とされる東京・日本橋の日本橋郵便局であった。
威勢のよい「出発」の号令とともに配達員が一斉に新春の街に飛び出していった。
日本郵便によると、年賀状はメールや会員制交流サイト(SNS)の普及で減少傾向にある。
元日に全国で配達するのは昨年より7・1%少ない約14億3200万通。
出発式で、三島由美局長は「一通一通に込められた大切な気持ちを元気な笑顔とともにお届けする」と式辞を述べ、
石田真敏総務相が「全国の郵便局員の、国民の思いを届けるための頑張りに心から感謝したい」とあいさつした。

式が終わると、飛脚姿の男女の配達員が近くの老舗和菓子店に年賀状の束を届け、
店の人から「ありがとう」とねぎらわれていた。
https://www.sankei.com/life/news/190101/lif1901010013-n1.html