時間が経てば「高輪ゲートウェイ」も当たり前に(中川淳一郎)
12/29(土) 5:55配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181229-00554003-shincho-soci
2020年に暫定開業する山手線の新駅が「高輪ゲートウェイ」になることが決まり、さっそくネット上ではブーイングが殺到、JR東日本に対して撤回を求める署名活動も始まりました。
一般から駅名を募集し「高輪」「芝浦」「芝浜」がトップ3になったのに、わずか36票で130位の「高輪ゲートウェイ」になったことも批判の根拠です。
でも、この手のものって一旦運用が開始されると案外慣れてしまうものなんですよね。2010年、奈良への遷都1300年を記念して登場した童子の頭に角の生えた「せんとくん」だって最初は大ブーイングを浴び、撤回運動も発生。
その後、「まんとくん」という、無難なキャラを民間団体が公募の末、一般投票により誕生させました。
結局せんとくんは、その異形が他のゆるキャラにはない強烈なインパクトを残し、今では奈良県の公式キャラにまでなったわけです。一方で「まんとくん」のこと、奈良県民以外の皆さん知ってますか? このように、最初は反発したくなるものも、慣れてしまえばどうってことなくなることって多いんですよね。それともアレですか、一企業がやっていることに文句を言って変えさせるのを常態化させたいんですかね?
韓国政府は11月、日韓合意に基づく元慰安婦支援財団の解散を決定。元徴用工訴訟をめぐり日本企業への賠償判決も相次ぎ、首相は「韓国に対し相当頭にきていた」(自民党関係者)という。
そこに加わったのが危険な火器管制レーダーの照射。海自機への照射を否定する韓国の姿勢に、首相の不満が爆発したもようだ。
首相の強硬姿勢は、2010年9月に沖縄県・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件で対応のまずさを露呈した旧民主党政権の教訓も背景にある。
当時、海上保安庁が撮影した映像を菅内閣は公開せず、海上保安官がインターネット動画サイトに投稿して騒ぎが拡大。首相は13年12月の党首討論で「出すべきビデオを出さなかった」と批判した。政府関係者は今回の首相の胸の内を「後で映像が流出するのも嫌だから『出せ』と言っているのだろう」と解説した。