台東区は、大衆芸能の振興に貢献した人の手型を飾る「スターの手型」に、区出身の女優天海祐希さんら六人を加える。
浅草公会堂周辺にサインとともに手型が収められているスターは、これで三百二十七人となる。
十四日の発表で、ほかに追加されるのは、歌舞伎俳優の中村勘九郎さん、七之助さんの兄弟、
タレントの東貴博さん、歌手の大月みやこさん、女優の多岐川裕美さん。
来年二月十六日に浅草公会堂で顕彰式があり、手型も公開される。
区によると、天海さんは宝塚歌劇団の月組男役トップスターに就任。退団後はテレビドラマや映画などに多数出演している。
中村屋の兄弟は、歌舞伎の公演にとどまらず、映画や舞台などにも挑戦している。
浅草生まれの東さんはお笑いコンビ「Take2」で全国デビュー。現在は芸能界に興味を持つ大学生らへの無料指導もしている。
大月さんはヒット曲「白い海峡」「いのちの海峡」などで知られ、劇場での座長公演でも高い評価を得ている。
多岐川さんは清純派スターの地位を確立し、歌手としても人気を博した。
手型の設置は一九七九年にスタート。雷門などと並ぶ浅草のシンボルとして、多くの観光客が見物に訪れている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201812/CK2018122102000123.html
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