オリックスの新入団選手が16日、大阪市此花区の選手寮「青濤館」などを見学した。
ドラフト1位・太田椋内野手(17)=天理高=は、けん玉が特技と明かし、
日本けん玉協会が認定する級位の1級に相当する腕前であることが判明。米大リーグ、
エンゼルスの大谷翔平投手が日本ハム時代に行っていた“けん玉トレ”の導入にも意欲を示した。
走攻守でハイレベルなプレーが期待されるオリのドラ1は、手先も器用だった。特技はけん玉。
一瞬に賭ける集中力に自信ありだ。日本から世界へ羽ばたいたあのスターもけん玉が特技。
大谷流の“けん玉トレ”で、太田もビッグになる。
「けん玉は小学校のときにけっこうやっていました。小学校で流行っていて、練習したりして。
(技は)世界一周もできます。あと灯台。難しいので、たまにしかできないですけど。
いまも実家にはけん玉があります」
照れくさそうに笑った。だが、凄腕の持ち主であることが判明。
「世界一周」は日本けん玉協会が認定する級位で2級に相当し、「灯台」は1級レベル。
遊びながらでも「集中力を使いますね」と、自然とトレーニングにつながっていた。
実際に打撃力向上に結びつけていたのが、エンゼルスの大谷だ。
日本ハム時代の14年に増井からけん玉をプレゼントされると、メキメキと上達。
16年にはABCテレビ系トーク番組「徹子の部屋」に出演した際にも披露した。
玉を貫く感覚を養い、打撃力アップにリンクさせていたという。
ルーキーも「一回調べてみて、どんな感じでやっていたのか、見てみたいと思います」と、
大谷同様の“けん玉トレ”導入に興味を示した。
施設見学では室内練習場はウエートルームなど充実した設備をチェックし
「寮からすぐ外がグラウンド。練習に打ち込める環境」と感激。
ここから大きく羽ばたく未来図を描いた。目指すは「3番・遊撃手」。努力を積み重ね、
高みへと登っていく。
そーす
https://www.sanspo.com/baseball/news/20181217/buf18121705030002-n1.html
オリD1・太田、“大谷流”けん玉トレで投手手玉!集中力UPで3番・遊撃狙う