宇宙空間の約27%は「ダークマター(暗黒物質)」、約68%は「ダークエネルギー」が占めているとされる。実に宇宙の95%が未知の物質とエネルギーに支配
されていると物理学では想定している。我々が知っている世界はほんの僅かしかないのである。
 そもそもダークマターとは、銀河の回転スピードが「観測されている物質」だけのデータから計算された速度よりも速いことから、物理学者らが「宇宙空間には
目に見えない物質があって、重力を及ぼしているに違いない」と考え、想定した仮想物質だ。想定ではあるものの、ダークマターを組み込んだ「Λ-CDMモデル
(ラムダ・コールド・ダークマター・モデル)」という宇宙モデルも存在し、物理学者はこのモデルと実際の観測データの折り合いをつけようと日々奮闘している。
そうした中、混迷を極めるダークマター・ダークエネルギー論争に一石を投じる論文が科学ジャーナル「Astronomy」に掲載された。科学ニュースサイト「Outer
Places」(12月6日付)が報じている。執筆者のジェイミー・ファーンズ博士(英オックスフォード大学)によると、ダークマターとダークエネルギーは負の質量を
持つひとつの液体のような物質だというのだ。
「ダークマターとダークエネルギーは合体し、周囲の物質をはねのける“負の重力”を持つ液体になると考えています。奇妙に見えますが、この液体によって
正と負の質が宇宙で対称的になっているのです」(ファーンズ博士)

しかしソースはトカナ
https://tocana.jp/2018/12/post_19052_entry.html

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Two Nearly-Identical Dark Matter Studies Have Conflicting Results
https://futurism.com/dark-matter-conflicting-results

Dark Matter Isn’t Made From Black Holes, Says Research
https://www.evolving-science.com/space/dark-matter-00867