元少女、二審も無期懲役=千葉女性生き埋め殺害―東京高裁
12/11(火) 10:44配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181211-00000036-jij-soci
 千葉県芝山町で2015年、同県船橋市の女性=当時(18)=を畑で生き埋めにし殺害したなどとして、強盗殺人と逮捕監禁の罪に問われた元少女(21)の控訴審判決が11日、東京高裁であり、後藤真理子裁判長は無期懲役とした一審千葉地裁判決を支持し、弁護側控訴を棄却した。

 
 後藤裁判長は判決で、「借りた卒業アルバムを返さない女性に強く腹を立て、(共犯者に)殺害を依頼した」と認定。事件前に元少女が「3日後に女性はいなくなる」などと発言していたことを挙げ、「本当に殺すとは思わなかった」とする弁護側の主張は信用できないと退けた。

 その上で、事件当日に井出裕輝被告(24)=無期懲役、上告中=が「もう穴は掘ってある」と話していた場に元少女がいたと指摘。「殺害される可能性も認識していた。強盗殺人の故意と共謀は認められる」と結論付けた。