【パリ共同】フランス大統領府は9日、国内で続くマクロン政権に抗議する黄色いベスト運動のデモを受け、
マクロン大統領が10日夜(日本時間11日未明)に国民に向けて演説すると明らかにした。同国の
メディアが伝えた。

 政府は既に黄色いベスト運動の発端となった来年の燃料税引き上げを見送ったが、運動側は市民の
購買力を向上させる具体策を求めて8日もデモを行い、再び混乱が広がった。マクロン氏が事態を
収拾できるかどうか、今後の政権の行方も左右する重要な演説となりそうだ。

 マクロン氏は1日に訪問先のアルゼンチンで記者会見を行って以来、公の場で国民に向けた発言をしていない。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018121001001317.html