外国人材の受け入れを拡大するための法案の採決に反対して、労働組合が国会議事堂の周辺で
抗議集会を行いました。

7日正午すぎから行われた抗議集会には、主催者の発表で労働組合の組合員らおよそ100人が
参加しました。

はじめに、全労連の野村幸裕事務局長が「人手不足だから外国人労働者を受け入れると言うが、
人手不足なのは労働条件が悪いからで、賃金を上げたり、労働時間を短くすることこそ必要だ。
最賃ぎりぎりで働く外国人労働者から中間搾取する業者も懸念される」と訴えました。

その後、参加者全員で国会議事堂に向けて「法案を撤回しろ」、「強行採決は許さないぞ」
とシュプレヒコールをあげていました。

参加した59歳の女性は「審議が全然行われず国民に説明もないまま採決が行われようとしている。
しっかりじっくり議論するべきだ」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181207/k10011738661000.html