英通信大手BTは5日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の製品を
既存の第3世代(3G)と第4世代(4G)の基幹ネットワーク部分から排除し、第5世代(5G)のネットワークの主要部品としても使用しないと表明した。
ニュージーランドとオーストラリアは、通信インフラに中国政府が関わる恐れがあるとの懸念から、5Gネットワークの構築に際してはファーウェイを排除することを決定。
ファーウェイは、中国政府は同社の事業に全く影響力を持たないと反論している。
BTは、方針を変更したわけではなく、2016年にドイツ通信最大手ドイツテレコムとフランス同業オレンジによる合弁の英携帯電話合弁会社EEを買収したことに伴い、
EEのネットワークを残りの事業と統合するプロセスの一環だと説明した。
BTスポークスマンは「ファーウェイは基幹ネットワーク以外に関しては引き続き重要な部品提供業者だ」と述べた。
英情報機関、対外情報部(MI6)のヤンガー長官は先に、5Gネットワークで中国の技術に依存することの是非は英国内で議論が必要だとの認識を示していた。

https://jp.reuters.com/article/bt-group-huawei-tech-idJPKBN1O42V1

【12月6日 AFP】(更新)カナダ司法省は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)の孟晩舟(Meng Wanzhou)最高財務責任者(CFO)を
バンクーバーで逮捕したと発表した。米政府が身柄の引き渡しを求めているという。
逮捕は今月1日。保釈の審理が7日に予定されている。
同省によると、孟容疑者側が報道禁止を求めたため、詳しい情報は提供できないという。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は今年4月、ファーウェイが対イラン制裁に違反した疑いがあるとして米当局が調査に乗り出したと報じている。
ファーウェイをめぐっては、中国政府との密接な関係から安全保障上のリスクが懸念されるという理由でも、米国で厳しい視線にさらされている。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3200724