甲府署は5日、甲府市内で高級ワインを万引したとして、窃盗容疑で逮捕した愛知県豊橋市藤沢町、自称不動産業、五十嵐健夫被告(36)=窃盗罪で起訴済み=の余罪5件を解明し、甲府区検に送致した。
同署によると、五十嵐被告は10月3〜4日、長野市、長野県松本市、上田市の各1軒、甲府市の2軒の酒類販売店で計29本、被害総額677万円余のワインの万引を繰り返したとしている。
最高額は1本100万円で、すべて外国産だった。
同被告は同4日正午ごろ、甲府市内のレストランで店員の隙をみて、ワインセラーにあった外国産ワイン4本(販売価格計780万円)を盗んだとして、緊急逮捕された。
同被告の車から大量のワインが見つかり、裏付け捜査で余罪を確認した。同被告は「金に困ったときに売ろうと思った」と一連の容疑を認めているという。
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