日本統治時代のデパートを前身とする「林百貨」が開業から87年目を迎え、南部・台南市で1日、祝賀パレードが行われた。
今年は地元の教育機関や台湾各地の企業、団体など合わせて500人余りが参加。
レトロなスーツやチャイナドレス、和服などの装いに身を包んだ人々が街を練り歩き、創業当時の街のにぎわいを現代に蘇らせた。
日本統治時代の1932(昭和7)年に「ハヤシ百貨店」として開業。
戦後に一度は廃業したものの、地元企業の手によって2014年に再オープンした。パレードは今年で5回目。
林百貨は「パレードを通じて地元の芸術のパワーが拡大し、台南文化の復興になれば」としている。
パレードには民間団体「台南市台日友好交流協会」も参加。
埼玉県本庄市のマスコット「はにぽん」がパレードの列に加わり、人々との交流を深めた。
日本統治時代創業「ハヤシ百貨店」が“87歳” 台南でパレード/台湾
http://mjapan.cna.com.tw/news/atra/201812020002.aspx
http://img5.cna.com.tw/Japan/Photos/JpnNews/201812/20181202151938.jpg